リーグレギュレーション

UNIZONE競技規則

本競技会は一般社団法人日本自動車連盟(JAF)公認のもとに、FIA国際モータースポーツ競技規則およびその付則に準拠したJAF国内競技規則およびその細則、JAF公認Eモータースポーツ国内リーグ競技規定および本競技会特別規則に従い、準国内格式に準拠した競技として開催される。

リーグ概要

競技会名称

2025年JAF公認E モータースポーツリーグ UNIZONE e-Motorsport League

競技種目

Eモータースポーツ(レース)

競技格式

準国内格式準拠
本競技会の公認番号は、各ラウンドごとに一般社団法人日本自動車連盟(JAF)を通じて取得されるものであり、ラウンドごとに異なる番号が付与される。詳細はUNIZONE公式ホームページにて別途明示されるものとする。

競技会開催地

オンライン形式にて、開催し、各チームおよび選手は各拠点にて参加する。詳細はUNIZONE公式ホームページにて別途明示されるものとする。

参加資格

オーガナイザーが特に認めた者。

使用機材

競技タイトル

競技機材

  1. 本競技会において使用される競技機材を、以下各号に定める。
    ① コックピット(フレームおよびシート)
    ② ハンドルコントローラー
    ③ ゲーミングモニター
    ④ ヘッドセット
    ⑤ ゲーミングPC
    ⑥ インターネット回線機器
    ⑦ 音声通信用機器
    ⑧ その他、公平な競技を行うことを前提として使用される機材
  2. 前項の競技機材については、⑦、⑧を除き、オーガナイザーにより手配した物を事前に各チームへ貸与する。
  3. オーガナイザーにより手配する各機材は、特定のチームおよび選手に対して有利または不利となるような改造、改変等が一切行われていないことを表明する。
  4. 各チームおよび選手は、オーガナイザーより貸与された各競技機材について、競技の公正性を損ねない範囲で各種部品の調整等を行うことができるが、各競技機材を返却する際においては、原状回復しなければならない。
  5. 各競技機材における不具合が、万が一予選タイムアタックおよびレース中に生じた場合、当該インシデントはマシントラブルとして取扱い、当該チームおよび選手に対する救済措置等は行われない。
  6. 各チームおよび選手は、オーガナイザーから貸与された機材および自身が準備した機材において、いかなる場合においても競技の公平性を故意に損ねる改造、改変等の不正行為を行ってはならず、万が一不正行為が発覚した場合、当該チームおよび選手は当該年度のポイントをすべて失うものとする。
  7. 各チームは、各公式戦開催日の7日前から3日前までに各筐体・デバイスの動作確認を行うものとする。
  8. いずれかのデバイスに何らかの不具合が生じた場合、当該チームは速やかにJeMO競技部門に不具合の内容を以下のディスコードチャンネルへ報告する。>一般連絡>競技-質疑応答・コミュニケーション
  9. 当該チームは、不具合の内容がわかる文章・動画または写真(動画優先)をまとめ、クラッシュレポートとして公式戦開催の3日前までに提出するものとする。
  10. オーガナイザーは、当該チームからの報告を受け、速やかに対象デバイス(部品のみを含む)の予備の手配可否を確認し、提供可能な予備機材を当該チームに送付する。
  11. 当該チームは、デバイスの不具合を解消するための対策を可能な限り講じるものとするが、それでも不具合が解消されない場合、各公式戦開催日の3日前までにJeMO競技部門に対し「代替機材使用申請書」を提出し、承認を得ることでチームまたは選手が所有する他のデバイスを代替使用することができる。
  12. 公式戦2日前から当日までに不具合が生じた場合、当該チームは速やかに前述のクラッシュレポートを競技部門に提出し、不具合の状況を報告する。
  13. 当該不具合が不慮・不可抗力によるものであり、予備機材等の使用も不可能であると競技部門が判断した場合、チームまたは選手が所有する他のデバイスを代替使用することを許可する場合がある。
  14. なお、各チームは12.に該当する不具合の報告については、報告のタイミングによっては10.に定める予備機材の手配が間に合わない場合があることを、あらかじめ了承するものとする。
  15. また、13.の措置は、あくまで不慮・不可抗力による例外的対応であり、不具合の事前報告を疎かにしてはならない。

使用車種とコース

SUPER FORMULA

【車両セッティング】自由
【車両性能調整】燃料搭載量・パワー・車重:標準

Super Formula SF23 – Honda

Super Formula SF23 – Toyota

GT3

【車両セッティング】自由


【車両性能調整】燃料搭載量:25 %/パワー・車重:標準

Porsche 911 GT3 R (992)

Ford Mustang GT3

Lamborghini Huracán GT3 EVO

McLaren 720S GT3 EVO

Mercedes-AMG GT3 2020

Ferrari 296 GT3

Chevrolet Corvette Z06 GT3.R

BMW M4 GT3

Audi R8 LMS EVO Ⅱ GT3

Acura NSX GT3 EVO 22

競技コース

  1. 下記のサーキットを使用する。(iRacingの使用に基づく既設定コースレイアウト)
  2. 走路の定義は、表示されたアスファルトの両端に引かれた白線から白線の間とする。
  3. ショートカットペナルティについては、競技タイトルとして使用するソフトウエア内における機械判定を適用するほか、審判員による人的判定を行う場合がある。
  4. 不可抗力により上記2.を逸脱する以外の方法で意図的にアドバンテージを得ることは審議の対象とする。
シルバーストン・サーキット
– SILVERSTONE CIRCUIT –
鈴鹿サーキット
– SUZUKA CIRCUIT –
スパ・フランコルシャン
– CIRCUIT DE SPA-FRANCORCHAMPS –
富士スペードウェイ
– FUJI SPEED WAY –
ムジェロ・サーキット
– MUGELLO CIRCUIT –
モビリティリゾートもてぎ
– MOBILITY RESORT MOTEGI –

レース規約

予選

各チーム2名が出走し、1名ずつのスーパーラップ形式または混走形式でタイムアタックを実施。予選の結果で当該ラウンド各レース共通のグリッドを決定(総合予選方式)。

スプリントレース

各チーム2名が出走し、10台による複数周回のスプリントレースを実施。

セミ耐久レース

各チーム2名が出走し、1台の車両をピットイン時のドライバーチェンジ(1回)で乗り継ぎながら20分~35分間の時間制レースを実施。

レースの成立

各レースの実施において、天災地変等により何らかの不可抗力によるネットワークトラブル、機材トラブル等(以下総じて「トラブル等」という)が生じた場合の裁定を、以下各項に定める。

  1. 1 回目のスタート時において、トラブル等により1 台以上が正常なスタートを行うことができなかったと認められた場合、その時点でレースを中断し、再スタートを行う。
  2. 2 回目以降のスタート時において、トラブル等により正常なスタートを行うことができなかった台数が半数未満の場合、当該レースは続行するが、半数以上であった場合、その時点でレースを中断し、再スタートを行う。
  3. 各レースのトップを走る車両の周回数が3 周に満たない時点において、半数を超える台数がトラブル等により正常なレースを行えない状態になったと認められた場合、その時点でレースを中断し、再スタートを行う。
  4. 各レースのトップを走る車両の周回数が3 周以上かつ残り2 周未満の時点において、半数を超える台数がトラブル等により正常なレースを行えない状態になったと認められた場合でも、当該レースはその時点で終了し、成立したものとする。
  5. 各レースのトップを走る車両の周回数が残り2 周以内の時点において、トラブル等により正常なレースを行えない状態になった車両が1 台以上生じた場合でも、当該レースは正常なレースを行うことができる全車両が全周回数を走行するまで続行し、成立したものとする。
  6. 本項4 項および5 項において、正常なレースを行えない状態となった車両はリタイヤ扱いとし、リタイヤ時点の順位に関わらず当該レースのポイントは付与されない。
  7. 本項4 項および5 項において、レース成立時点まで正常に走行していた車両については、レース終了時点の順位を正式な順位として扱い、ポイントを付与する。ただし、レース終了後の審査により当該車両にペナルティ等が与えられた場合、その限りではない。
  8. トラブル等により、前各号の定めにいずれも当てはまらない事象が生じ、当該ラウンド全体または当該レースが正常に運営できないと認められた場合、その裁定は競技会審査委員承認のもとレースディレクターとオーガナイザーとの協議に委ねるものとする。
  9. 各レースは、審査委員の競技の成立および順位認定について最終なものとして宣言し、その結果の通知をもって正式に成立したものとする。

遵守事項、審議、罰則

遵守事項

各チームおよび選手は、FIA 国際モータースポーツ規則 付則E項およびL項を十分に理解し、これを遵守した上で本大会に参加するものとする。以下に付則L項の抜粋を示す。
―FIA 国際モータースポーツ規則:付則L 項よりー
車両はいかなる時にも、不必要に速度を落とし不安定な走行、あるいは他のドライバーまたはそれ以外の人に危険を及ぼす可能性があるとみなされる方法で運転できない。

  1. 順位を守るためのストレートでの進路変更は 2 回以上許されない。
  2. 上記ストレートでの進路変更において、後続のマシンの進路を意図的に妨害することは禁止される。
  3. 他車を公式通知で定める走路より押し出す、また弾き出すことは禁止される。
  4. ブレーキング中、またコーナー進入直前の進路変更による接触は審議対象となりうる。
  5. バンプドラフトを禁ずる。
  6. コーナー進入時に接触が生じた場合、各車両が尊重するべきラインを侵害し、他車の妨害を行ったと考えられる車両は審議対象となりうる。
  7. コーナリング中、前方に車両がいない状態で、意図的に後方車両の追突を狙った減速を行うことやそれに伴う進路変更を禁止する。
  8. 不当なオーバーテイクを行ったとドライバー自身が判断した場合、ポジションバックを行うことで審議およびペナルティ不問とする場合がある。
  9. 上記8.について、特定のドライバーに有利に働くよう意図的な接触とポジションバックを繰り返す等の行為は禁止する。
  10. 走行中に受けた機械的なペナルティを消化する際、可能な限り直線区間のレーシングライン外で消化する。
  11. 走路外やスピンからレーシングスピードに復帰する際、後続の車両に危険を及ぼす、またその可能性がある復帰を行った場合、審議の対象となる。
  12. その他ブリーフィングにおいて競技長により説明された事項に違反した場合は、ペナルティを課す場合がある。

審議

  1. 競技者は、以下の 2 通りの方法により審議の対象となる場合がある。
    ①各審判員からの報告に基づき競技長が審議を行う場合
    ②チーム代表者またはドライバーの任意で競技長に審議を要請する場合
  2. 競技長による審議によって下された判定は、原則として覆らない。
  3. チーム代表者またはドライバーによる審議要請は、当該予選およびレース終了後5 分以内に「当該予選およびレースにおける審議の有無」を、オーガナイザーが開設しているディスコードチャンネルまたは口頭で表明することとし、その後さらに5 分以内(当該予選およびレース終了後計10 分以内)に、「審議対象の行為に関する詳細(下記)」をディスコードチャンネルを通じて競技長に伝達することとする。
  4. 審議の要請に応じて、競技長は審議対象のドライバー全員の事情聴取も含めて審議を行う場合がある。その際、審議対象のドライバーが事情聴取出席の要請に速やかに応じない場合、当該インシデントの判定を競技長に委ねたものとする。
  5. 審議要請の際、「自らのゼッケンナンバー」「相手のゼッケンナンバー」「何周目のどの地点におけるどのような行為に対する審議要請であるか」を明確に伝達することとする。
  6. 審議における判断材料としてドライバーからリプレイの画像・映像等を提出することは認められるが、判断基準として扱うかは競技長の判断となる。
  7. 審議の結果は、競技長またはレースディレクターから各チームの代表者に書面(電磁的媒体を含む)をもって通知することとする。

罰則

レースディレクターおよび競技長が遵守事項および関連諸規則(本特別規則書および本競技会での公式通知を含む)に違反すると判断した場合、その度合いに応じて競技会審査委員との協議をもって以下各号に定めるいずれかの罰則を付与する。

  1. レース失格処分
  2. 順位降格
  3. グリッドの降格
  4. タイムペナルティ
  5. 獲得ポイントの減算
  6. 訓戒(注意・警告・叱責)
    なお、競技長は判定を下す際にビデオや電子システムを使用することができる。

得点・賞典

得点

本競技会におけるチームへの得点配分は、各ラウンドの競技形式や運営方針に基づき、ラウンドごとに異なる場合がある。詳細はUNIZONE公式ホームページにて別途明示されるものとする。
レースで獲得した得点は、担当ドライバー個人にもドライバーズポイントとして加算され、累計のドライバーズポイントで年間個人表彰(最優秀選手賞等)の基準とする。

有効ポイント制

本リーグは、チームランキング、ドライバーズランキングともに全5戦のうち、獲得したポイントの高い4戦を有効ポイントの対象とする。

レースごとではなくラウンドごと(ラウンドで獲得した合計)の獲得ポイントを有効ポイントの対象とする。

ドライバーズランキングにおいては、予選に関しては、シリーズ全体の全5走のうち、最大4走の獲得ポイントを有効ポイントとする。
スプリントレースに関しては、シリーズ全体の全10走のうち、最大8走の獲得ポイントを有効ポイントとする。

複数のチームにおいて獲得ポイントが同一となった場合、以下の序列に応じて順位を決定する。

  • チーム順位
    1. スプリントレース、セミ耐久レースにおいて1位を獲得した回数がより多いチーム
    2. シリーズ全体の有効ポイント内におけるスプリントレース、セミ耐久レースの順位の合計数がより小さいチーム
    3. シリーズ全体の予選のタイム合計がより小さいチーム
    4. 上記①~③で順位が決まらなかった場合は最終戦における得点をもって決定する。
      最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、最終戦の前の競技会における得点をもって決定する。それでも結果がでない場合は、さらにその前の競技会における得点というように遡って順位が決まるまで続ける。複数のドライバー個人において獲得ポイントが同一となった場合、以下の序列に応じて順位を決定する。
    5. 有効得点は競技会数の80 %(小数点以下四捨五入)の範囲内で高得点を得た回数の多い順に順位を決定する。
  • ドライバー順位
    1. スプリントレースにおいて1位を獲得した回数がより多いドライバー
    2. シリーズ全体の有効ポイント内におけるスプリントレースの順位の合計数がより小さいドライバー
    3. シリーズ全体の予選のタイム合計がより小さいドライバー
    4. 上記①~③で順位が決まらなかった場合は最終戦における得点をもって決定する。
      最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、最終戦の前の競技会における得点をもって決定する。それでも結果がでない場合は、さらにその前の競技会における得点というように遡って順位が決まるまで続ける。
    5. 有効得点は競技会数の80 %(小数点以下四捨五入)の範囲内で高得点を得た回数の多い順に順位を決定する。

賞典

各大会の結果を総合し、年間で与えられる賞典は次の通りとする。

  1. JAF賞
    対象者は当該年のJAF賞典規定に定め、当該年のJAFモータースポーツ表彰式に出席しなければならない。
  2. オーガナイザー賞
    オーガナイザーより年間獲得ポイントを総合し、次のとおり年間賞典を与える。
チーム賞金総額¥5,000,000
  年間獲得ポイント1位チーム  ¥4,000,000
  年間獲得ポイント2位チーム  ¥700,000
  年間獲得ポイント3位チーム  ¥300,000
個人賞金総額¥1,000,000
  年間獲得ドライバーズポイント最優秀選手賞1名  ¥500,000
  その他個人賞金  ¥500,000

委員会情報

オーガナイザー

一般社団法人日本eモータースポーツ機構(JeMO)
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3 丁目3−1 新東京ビル8 階
デロイトトーマツイノベーションパーク内

組織委員会

 組織委員長:  出井 宏明(JeMO代表理事)
 組織委員 :  幅田 智仁(JeMO理事/マーケティング統括)
 組織委員 :  片桐 正大(JeMO理事/チーム統括)
 組織委員 :  糸井 丈之(JeMO理事/グラスルーツ統括) 
 組織委員 :  北浦  諭(JeMO理事/競技運営統括)

主要競技会役員

  1. 競技会審査委員
    本競技会の審査委員は、各ラウンド(Rd.)ごとにJAFによって任命・派遣される。
    その構成・担当者はラウンドによって異なる場合があり、都度UNIZONE公式ホームページにて別途明示されるものとする。
  2. 競技役員
    レースディレクター:北浦 諭
    競技長 :加藤 彰彬
    事務局長 :川崎 濃

競技会審査委員の役務と権限

  1. 競技会審査委員は以下についてレースディレクターおよび競技長と協議しながら役務を遂行する。ただし、レース運営や判定に関する最終的な判断を下す権限をレースディレクターに委譲する。
    ① 罰則の決定(失格、出場停止を含む)
    ② 審議の裁定
    ③ セッション中断からの再開
    ④ 競技会中止を含む、タイムスケジュールの変更
    ⑤ 特別規則の変更
  2. 審査委員は以下について最終なものとして宣言する。
    競技の成立、および順位認定
  3. 国内競技規則10−11に基づくJAFへの報告をおこなう。

レースディレクターの役務と権限

  1. レースディレクターは、常時競技長と協議しながら以下の役務を遂行する。
  1. 運営に携わる競技役員の配置や運営機器の配備状況、安全管理体制等を制定し、必要に応じて修正を行う。
  2. 全ての走行時間帯におけるレース管制、ミーティング、ブリーフィングに競技長と同席する。
  3. 以下の事項について本規則および関連諸規則に従い、競技長と協議のうえで判断する。
    (1) タイムスケジュールの遵守または変更を行うこと。
    (2) いずれかのセッションを中断後、再開の為の手順実施。
    (3) 競技会において発生した違反行為に関する判定。
  1. レースディレクターは、大会期間中のレース運営や判定に関する事項について、シリーズを通した固有の判断に基づき競技長と協議を行い、大会における競技運営および判定基準の平準化を図るものとする。
  2. レースディレクターは、レース運営や判定に関する最終的な判断を下す権限を有する。

公式通知と特例

公式通知

本規則に記載されていない競技運営上の細則や、参加者に対する指示、本規則発表後に生じた必要指示事項は、公式通知によって示される。

本規定の特例

やむを得ない事情により本規則を適用できない場合、レースディレクターは競技長および競技会審査委員と協議のうえその措置を決定する。